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もっと楽に生きたい HSPとしての心地よい生き方と仕事

HSP歴40年以上の私ですが、自分がHSPだと知ったのは大人になってずいぶん経ってからでした。幼少期から敏感でしたし、多くのHSPさんがそうであるように、「生きづらさ」も感じていました。心のどこかでいつも「もっと楽に生きたいな…楽に生きられたらいいのに」と思っていましたね。そんな私がやっと見つけたHSPとしての心地よい生き方、そして仕事について綴っていきます。

【HSP適職】HSPの私がどうしても続けられないと思った仕事

荒療治失敗?営業職時代

小学生の頃から人との関係があまりうまくいかなくて「うーん…」ともやもやしていました。私の場合、いじめもありましたし、親との関係についても、なんというかありのままの素の自分でいられないというか。
 
それは大人になってからもあまり変わらなくて、これは何とかした方がいいんじゃないかって思ったんです。なぜか、「自分はとてもポジティブで明るくて努力家」という謎の思い込みや根拠のない自信があり、「やってできないことはない!」みたいな。
 
で、いろいろな仕事をする中で、「営業職」という選択肢が目の前に。もしかしたらこれは苦手意識を克服するチャンスなんじゃないかと飛び込んでみました。しかもフルコミッション。
 
HSPというのは人の気質で、確かに人見知りな一面を持つ人もいますが、必ずしもコミュニケーション能力の問題ではないんです。たぶん、多くのHSPさんは優れたコミュニケーション能力を持っています。
 
ただ、HSPさんは、敏感で繊細なセンサーを持つがゆえに、例えば単純な会話のキャッチボールをしようにも、受け取ったボールをどのタイミングでどんな風にどれだけの力で相手に返していいのか深く考えてしまい、そこで「上手くいかない」と感じてしまうところがあるのかと。
 
そんな私が営業職に飛び込んだ結果、最初はとても上手くいって好成績をおさめることができました。「あれ?やっぱりやればできるじゃん」なんてちょっと調子に乗った時期もあるんですが、それは長くは続きませんでした。
 
結局、自分ではないキャラクターを作り上げてそれを演じることで乗り切ろうとしていて、どんどん心がすり減っていったんですね。今思えばですが、その状態を精神的にずいぶん高い位置でキープし続けたせいかそこからなかなか降りられなくなるというような感じでした。

荒療治、失敗!ww

いや、真面目な話、これは真似をしないほうがいいです。数年間、その状態を続けていたら自分自身がよくわからなくなってしまい、遂に限界が。

数年間の引きこもり

自分の苦手を克服したくて飛び込んだ営業職でしたが、結果は自分自身がよくわからなくなるという…。自分に対して「あなた誰?」みたいな状態になり、そこから数年間、本当に親しい人以外と接触できないひきこもりのような状態に。
 
自分を取り戻すのに長い休息の時間が必要でした。無理をしているってなかなか気づけないんですよね。これってHSPあるあるかも。
 
HSPという気質は、努力で克服するものではないんだと今ならわかります。じゃ、どうすればもっとラクに生きられるのでしょう。どんな仕事なら素の自分を生かすことができるのか。

HSPとは?具体的な4つの特徴「DOES」を知る

HSPのこと、その特徴を知り、私は日々をとても心地よく過ごせるようになりました。とても楽な生き方ができるようになったと思います。小さいことから大きいことまでいろいろな気づきがありましたが、その一部をお伝えします。

望まない人間関係はシャットアウト

最初に手放したものは、人間関係でした。人と関わる仕事をしていたのでどんなに薄い関係であってもそれを絶つことはしませんでしたが、もう苦痛になっていたのでバッサリといきました。(あくまでも自分の中でバッサリと、です^^)
 
おそらく多くのHSPさんは、頼まれると断れなかったり、どうにか都合をつけようとしたりすると思います。これは優し過ぎるからとか、優柔不断だからとかではないんですよね。
 
断った後、「断ってしまったけれど気分を害していないだろうか」「断り方はあれで良かったのかな」と思い悩むことが多くそれ自体がストレスになってしまうのだと思っています。

そうそう!人に意見するとか、言いにくいことをはっきり言うとか、言うこと自体がストレスになったりします。小さなこと、例えば当番を忘れている人に「今日当番でしょ?」って言うこととか、そんなレベルでも「うーん…」って思ってしまったり…

ものすごく考えて慎重に言葉を選ぶので疲弊してしまう。この気質自体は変えられないので、そうなる回数を減らせばいいんです。

望まない人間関係は手放す・作らない
無意味に思えるコミュニケーション努力をやめる

わかりあえる人、つながりたいと心から思える人とだけつながればいい。

最初はちょっとモヤモヤしましたけど、やってみたらめっちゃ楽。なんだ、それほど心配することじゃないじゃない、そんな感じでした。(※あくまでも私の場合です)

気づいてもスルーする

HSPさんは、自分の想像よりもはるかに複雑な、そして多くの情報を受け取り、それを深く処理し続けています。ですので、とてもよくいろいろなことに気がつきます。よく言えば「気がつく」ですが、別の一面では「見過ごせない」「スルーできない」とも言えます。
 
そのために、自分がやりたいかどうかではなく、「これを私がやったら助かるんだろうな」など、自分の気持ちよりもその場の空気や人の気持ちを優先させてしまうことが多いかもしれません。  

ここですね。ここにストレスを感じてしまうんです。

 
自分は本当はこれがやりたいのに、見過ごせないからやりたいかどうかは関係なくやる。これが積み重なることで心が疲弊してしまうんです。でもスルー出来ない。
 
自分を分析してみて、あ~…私って常に自分を後回しにしてるんだなって思いました。
 
でも、HSPさんは良くも悪くも「気づいて」しまうし「見過ごせない」ことが多いんですよね。そこで、やってみたのは、

わざとスルーして自分を最優先にする

ということ。もちろん、「悪意なく」です。ここ誤解して欲しくないんですが、ここで言う「スルーする」というのは「無視をする」のではなく「少し様子を見る」「気づかないフリをしてしばらく見守る」という意味合いです。

気づいてもスルーする
少し様子を見る
自分のやりたいことを優先させる

これが意外とイケます。「そうか、自分が真っ先にやらなくても何とかなるもんなんだな…っていうかそりゃそうだよね…」というのが実際の感想です。
 
非・HSPの人が読んだら「なんて自分勝手なの?」と思うかもしれませんが、気づいたことを片っ端からやっていたらいつまでも自分のやりたいことはできませんし、身が持ちません(笑)HSPさんにはこのくらいがちょうどいいのだと思います。
 
この時のHSPさんの心にとって大切なことは「気づいた自分が率先してやらなくても意外となんとかなる」という体験を積み重ねること。まずは小さなことから始めてみるといいと思いますよ。

その情報本当に必要ですか?

そしてもうひとつが情報の扱い方です。
 
今は、テレビはもちろん、スマホからいつでも入手できるネットニュースやSNSなども情報源であり、私たちはいつでも情報にアクセスできる状態です。

情報はお金と一緒でとてもエネルギーの強いものです。「情報」には良くも悪くも「人(人々・民衆)の気持ち」が乗っています。人はこの情報に、それが真実か否かは関係なく、いともたやすく振り回されてしまいます。
 
特に、(世間や社会、個人含めて)不安や恐怖がある場合、「知る」ことで安心を得ようと多くの情報を集めがちですが、多くの情報を得るうちに私たちの脳は「もっともっと」と「情報」を欲しがるようになってしまいます。
 
HSPさんは、感じる力がとても強い、また、複雑な情報を深く処理していく傾向にありますので、多くの情報を得ることで心が消耗し疲弊することがあると思います。実際に私がそうなのですが、必要な情報を得ることは大切なことですが、心が消耗してきたな…ちょっと疲れてきたな…と感じたら、少しそこから離れましょう。
 
メルマガやラインなども同様で、定期的に「その情報は本当に自分に必要なのか」を考え、今必要だと感じないものは断捨離していくこともおすすめです。
 
私もメルマガを発行しています。必要な方に読んでいただけるのはとてもうれしいです。でも、必要じゃないな…って思ったらいつでも解除していただいて、心のコンディションをなるべく良い状態にしていただけたら、と思っています。

何よりも自分を一番大切にする

HSPさんは、いろいろなことに気づき、自分のセンサーが捉えたものを深く処理しています。また、共感力も高めなので、ついつい自分のことを後回しにしがちなのではないでしょうか。
 
え?そんなことないと思うけど…
 
と思う方でも自身の行動を客観的に振り返ってみると、自分を後回しにしているところが見えてくるかもしれません。それだけ「意識せずにやっている」ところがあるのです。
 
日々、繊細で敏感なセンサーがいろいろなものを捉えますが、行動する前に、深く考える前に、一旦立ち止まって「ちょっと待って、それって今の私が本当にやりたいこと?」と自分に問いかけてみるのもひとつです。
 
自分の気持ち、そして価値観を最優先にし、大切にしてあげることで心がふわっと軽く楽になったりします。決して、自分以外の人や考え方を否定するということではありません。一番最初に「自分はどうしたいのか」を考えてあげることで心が満たされ、ゆとりを持っていろいろなものを見ることができる、ということです。

自分の世界を自分で作る

内向型HSPである私は、今までにいろいろな仕事にいろいろな形態で携わってきました。その経験を踏まえて言えば、HSPさんにとっての適職というのは一概に「これだ」とは言えないと思っています。

【HSP適職】HSPの私がどうしても続けられないと思った仕事

世の中というものは、外向的で社交性がある、自分の意見をいつでも積極的に伝えることができるような人が評価されやすいものだと感じます。ですが、それはその人が持つ気質であって仕事の能力とは全く関係ありません。
 
HSPさんが、心地よく「自分の仕事」をするためには、まず自分をちゃんと知って、大切な自分が心地よいと思える環境を自分で整えてあげる、これが近道なのかなと感じています。もちろん、「環境」というのは物理的なものもですが、人間関係や労働条件もその中に入ってきます。
 
私は、今までいろいろな仕事を経験し、ようやく「自分の好きなこと」を「自分が心地よいと思える環境」でできるようになりました。現在は、自分が心地よいと思える世界をネット上に作り、そこからお金を生み出すという方法をお伝えしています。

morinokotonoha ジブンの森

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