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HSP主婦のお仕事 外でバリバリ働くのがデフォルトという思考を捨てる

笑顔の女性

内向型HSPアラフィフ主婦のわたしですが、数年前まではカラダを酷使してダブルワーク、一時期はトリプルワークをしていました。HSPさんは本当に(これは声を大にして)疲れやすい。本当はもっとやりたい、やりたいことは山ほどあるのに、カラダじゃなくて心が疲弊する、脳が疲れ果てる。
 
今回は、私が自分がHSPだと知ってから、そして主婦になってから仕事に対する考え方が根本から覆ったお話をします。

仕事をバリバリするのが当たり前という大きな勘違い

髪に手をやる女性

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私にはなぜか、「自分はとてもポジティブで明るくて努力家」「私は外で仕事をバリバリとするのが合っている」という謎の思い込みや根拠のない自信がありました。
 
私はアラフィフ年代、時代背景がそうだったというのもあると思います。それに、まだまだ専業主婦のお母さんが多かった子ども時代に、私の母は、「自分が自由に使えるお金が欲しい」という願いもあってフルタイムで働いていましたので、その母の影響もあると思います。
 
でも実際に外で働いてみると「仕事」は好きでやりがいを感じながらできるものであってもなぜかつらくなってしまうことが多かったです。「仕事」って、純粋に仕事だけをすればいいってものではないんですよね。

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HSPさんは、感じる力が人よりも強く、人との境界線が薄いので、その場の空気や人の感情を敏感に察知して(私的に言えば、良くも悪くも自分以外から発せられるエネルギーを浴び続けて)、できるはずの「自分の仕事」ができなくなってしまうのはもちろん、その状態に置かれ続けることでどんどん心と脳が疲弊していってしまうことがあるのです。
 
だからもう仕事が終わって帰宅するとぐったり……!
 
よく言う「人間関係」とは、文字通り「人との関係」ですが、HSPさんの場合は、「エネルギーを奪われて消耗する」状態を「人間関係が苦手」と表現することがあると想像します。
 
それでもそれに気づかず、「私って何でこうなんだろう…」「もっと頑張らなくちゃ…」「やればできる…」と無理を重ねていました。今思えば、そもそも「外で仕事をバリバリする自分がデフォルトという大きな勘違い」がそうさせていたという面もありました。
 
それは、主婦になって気づいたことです。もちろん、人それぞれですので、私の場合は…ですよ。

休みたいんじゃなくて休まないと無理なの

再婚を機に外に出る仕事を辞めて主婦になり、精神的にはとても楽にはなりました。それでも私の中には「働かざる者食うべからず」とか、「夫によりかかっちゃダメ、甘えちゃダメ」という考え方がこびりついていたと思います。
 
在宅での仕事を続けている中で、人とのやり取りが続くと途端に疲弊してしまい、仕事から離れて休息が必要になることも多々ありましたし、何日も仕事ができないこともありました。

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当時はそんな自分を認めたくない気持ちが強かったです。「なんで?こんなことくらいで疲れるなんてただのダメ人間じゃん…」と思いつつ、同時に、そうなってしまう別のもっともらしい言い訳も考えて、自分を正当化しようとしていたこともあります。
 
そうじゃないんですよね。

HSPさんは、置かれている状況によっては、休みたいんじゃなくて休まないと無理なんですよ。特に、望まない情報の処理、人との関りが続くと、ひとりで静かに休むことが必要だと感じます。

自己肯定感が超低空飛行

在宅で仕事をしているとはいえ、人並みに働けていない自分にもやもやとする日々。結局、つらくても外で働いていた自分の方がまだ価値があったんじゃないか…と悩み始め、自己否定が止まらなくなりました。

今なら、主婦の役割をしっかりとこなしながら仕事ができているって素晴らしいと思えるし、別に仕事をしていなくても主婦としてしっかりとしていなくても、自分の望んだ人生を生きていて、それをパートナーとシェアできているなら素晴らしいと思えるんですけどね。

その時は「私には価値がない」そう思いながら生きていました。それは夫婦関係にも影響していたと思います。心のどこかで夫に遠慮して対等でいられない、他人軸で生きている自分がいました。

どんだけ自己肯定感が低いんだ

 
そんな中、HSP――― Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)を知ります。ものすごい驚きというか衝撃でした。めちゃめちゃ当てはまっている!

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私は、HSPさんにはとても高い能力と才能、資質があると思っています。世の中は、臆せず自分をアピールできるような外向的で社交性のある人を評価することが多いと感じますが、そのこととその人が持つ能力とは全く関係ありません。

HSPさんは、条件さえ整えば、その能力、才能をいかんなく発揮できる、そう思います。

自分の価値は自分で決める

笑顔の女性

そうだった…。別に私は仕事ができないわけじゃない。っていうか、仕事をしていなくたって私は私だ。外でバリバリ働くことに価値があるって誰が決めたの?もしかしたらそれって思い込みなんじゃないの?
 
そう気づいた時から私の思考は変化していきました。長い時間をかけて刷り込まれた思考を、手放していくことにしました。
 
HSPさんは、人の気持ちに敏感です。この人は何を望んでいるのだろうと常に(意識無意識関係なく)考えています。ですから、自分がこうしたい、よりも、パートナーや同僚など人がどうしたいかを優先させがちです。そこには、相手の気持ちや言葉を否定したくないという気持ちが働いてしまうのです。

自分の意見をちゃんと言うとか、あなたと私は違うんだよ、ということをちゃんと示すとか、HSPさんはきっと苦手ですよね。ここに関してはまた別の記事でお話できたらと思っています。

まずは自分がどうしたいか

ここを最優先に、そして大切にすることにしました。自分の価値を信じるということです。「信じ抜く」ことです。
 
私は、自分が心地よいと思える世界を自分でつくって、それをお金に換えること、そしてそれを伝えていくことを仕事にしようと思い、現在活動しています。
 
自分の気持ち、大好きなこと、やりたいこと、これをちゃんと大切にしたい。そして、主婦の役割。夫や猫たちの心地よい居場所を日々つくることも楽しみながらやりたい。そして、夫婦のどちらが上とか下ではなく、お互いにフォローし合いながら対等な関係で暮らしたい。
 
外でバリバリと働くことを否定しているわけではありません。HSPである自分がどうすれば心地よく仕事ができるのか、生きづらさを感じることなくどうすれば楽に生きることができるのかを考えたとき、自分でその環境をつくっていくことが一番なんだなって思えたのです。

morinokotonoha ジブンの森

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